Q&A

Q&A 婦人科一般外来

今、患っている病気や症状に関して分からない事や不安な事が多いかと思います。
このページでは皆様から当院に寄せられた質問とその答えをQ&A形式で紹介していきます。
下記以外にご質問、ご相談がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

Q: 月経が遅れたり、不正出血があり悩んでいます。

A: 月経は女性の大切なバロメーターです。
子宮や卵巣に関わる病気の可能性があります。
月経は女性のからだの大切なバロメーターです。月経時に、耐えられないような痛みや以前よりも強い痛みがある場合は、その裏に子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が隠されていることがあります。
痛み以外でも、出血の量やおりもの・血液の色、月経の時期の長さなどどこかおかしいと思うことがあったら、婦人科に相談して下さい。
また、月経以外に出血がある場合、ホルモンのバランスの乱れ以外に、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣腫瘍、ポリープなどの重大な病気を合併していることもあるので、なるべく早く婦人科で診てもらいましょう。

Q: 不正出血が止まりません、どうしたら治るのでしょうか?

A: 不正出血はさまざまな病気のサインと言われています。
月経や分娩時の出血ではなく、性器から出血することを不正出血といいます。不正出血の多くは、子宮から起こりますが、膣や外陰部から起こる事もあります。
不正出血には大きく分けると、機能性出血と器質性出血とがあります。機能性出血というのは、特別の病気ではない不正出血です。
原因のほとんどはストレスや不規則な生活などが原因で、ホルモンバランスがくずれ、不正出血してしまうこともあります。
月経と月経との中間期(排卵期)に起こる中間期出血はその典型で、思春期や更年期の女性に多くみられます。
器質性出血というのは、なんらかの病気などが原因で起こる不正出血です。
病気には子宮がん(子宮体がん、子宮頸がんなど)、子宮筋腫、子宮頸管ポリープ、子宮内膜炎、腟炎などから、外陰部の軽い炎症にいたるまで、さまざまなものがあります。
「出血が少量だから」など軽い気持ちで流すのではなく、一度、婦人科に相談して下さい。

Q: 生理が2、3ヶ月なかったりして不順です。
受診した方がよいでしょうか。

A: 生理は初潮から数年したら次第に規則的になるのが一般的です。
20代になっても不規則なのは排卵が正常に行われていない恐れがあります。
人によっては肌あれや肩こりがひどかったり、また将来骨粗鬆症の原因になったりします。
特に月経周期が3ヶ月以上ともなると、不妊症になる確率が高くなります。
また生理不順は卵巣のホルモン異常だけでなく、甲状腺など他の臓器のホルモン異常が原因のこともあります。
いずれにしろ生理不順の原因を知る必要があります。生理がなく楽だと安易に考えずにきちんと原因を知って、必要な治療を受けましょう。

Q: 生理が3ヶ月以上ありません。どのように治療すればいいのでしょうか。

A: 3ヶ月以上生理のない状態を無月経といいます。
最近ではストレスやダイエット、激しいスポーツなどが原因で生理が止まってしまうという症状がとても増えています。
無月経を長い間放っておくと、子宮や卵巣が萎縮して機能が衰え、最悪の場合、妊娠することもできなくなってしまうケースもあります。
また、「骨粗しょう症」や「動脈硬化」になる場合もあります。早めに婦人科で診てもらいましょう。

Q: ときどき下腹部が痛みます。

A: 性器からの出血、おりもの、腹部がはれている、腹部にかたまりがある、生理がないなどの場合は婦人科がよいでしょう。
また、食欲低下、嘔吐、便秘などを伴うときには消化器系、排尿時の痛み、頻尿などがあるときには泌尿器系の異常が考えられます。
痛み以外に症状がなくても、痛みが生理中やその前後、生理の中間などの決まった時期に生じる場合は、女性ホルモンと関係している可能性が高いので、婦人科で診てもらいましょう。

Q: がん検診はいつどこで行えばよいのでしょうか?

A: がん検診は原則として健康保険が使えません。その費用は全額自己負担となります。
ただし、各自治体の補助により年一回程度、低い負担で検診を受けることができます。福岡市の場合は福岡市の指定医療機関でも受診できます。
資格は30才以上の市内在住の方、費用は子宮ガン検診1,000円、乳ガン検診400円です。当院ではいつでも検診できます。他の地区にお住まいの方は各自治体にお問い合わせ下さい。

Q: 最近おりものが急に増えました。色や臭いも気になり不安です。

A: おりもの増加の原因には膣炎や性病などが考えられます。
膣炎にはトリコモス膣炎、カンジタ膣炎、細菌性膣炎があります。トリコモス膣炎は悪臭を伴うおりものが増え、カンジタ膣炎は豆腐カスのような白くポロポロしたおりものが増え、細菌性膣炎は茶褐色や緑色のおりものが増えることがあります。
性病にはクラミジア、淋病、性器ヘルペス等があり、最近急増しています。
クラミジアはおりものの他軽い下腹痛を起こします。淋病はにおいの強い膿状のおりものが増え排尿痛を起こします。
性器ヘルペスは、外陰部に小さな水泡ができ、やがて痛みや発熱を伴ってくることが多いようです。
しかし、これらの性病はおりもの以外になかなか自覚症状がでないケースが多く、ひどくなるまで気づかないことがあります。
性病は流産や不妊症の原因ともなり、気づかず妊娠すると赤ちゃんに感染することがあります。女性にとってリスクの高い病気です。
おりものに異常を感じたらすぐ受診することが大切です。

Q: 最近頭痛やのぼせで気分がすぐれません。また、異常に汗が出たり、急に顔がほてったりします、更年期でしょうか?

A: 更年期とは閉経を中心にその前後を合せた時期で、一般的には45歳~55歳頃を言います。
更年期をむかえると卵巣機能が衰退し始め、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの量が徐々に低下します。
そのため熱感、発汗、不眠、頭痛、のぼせ等の不快な症状が現れます。その症状を治療・予防する方法にホルモン(エストロゲン)を一日一日の錠剤服用で補うことができます。
また、漢方薬による治療法もあります。不快な症状のためにいらいらしていませんか?更年期を笑顔で過ごすための治療法はあります。
若々しくはつらつとした生活を送るために御相談下さい。

Q: 妊婦健診は行っているようですが、検診でお世話になっていて、何かあった場合、時間外や休日の連絡は出来るのでしょうか?

A: 当医院のようなクリニックにかかっていて一番気になるのは時間外や休日にみてもらえるかだとおもいます。
当医院では、時間外や休日は提携病院で必ず見てもらえるようにしています。提携病院に電話して当医院にかかっていますと言って下さい。
里帰り分娩の紹介状はもちろん書きます。

Q: 避妊に関して教えてください。

A: 多く知られている避妊方法としてコンドームが有名ですが、避妊効果が高いものはピルになります。
下の図を参照すると、その避妊効果の高さが分かると思います。

各種避妊法の失敗率(妊娠率)

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